ツーバイフォーのメリットとデメリット

ツーバイフォーは縦2インチと横4インチの柱を使った建築方法の事を指します。最近ではDIYなどで室内にこの木材を使って棚を作ったりという人が増えて居るので、実際の柱の大きさを見たことがある人も多いのではないでしょうか。この木材は昔から海外では広く使われていて、最近では日本でもその気候や特徴にマッチするという事でとても良くつかわれるようになってきています。ツーバイフォー木材で建てた家は地震の揺れに強いといわれています。なぜかというと、この木材を使った建築はいわゆる壁工法といわれるもので、日本の古くからの建築物である柱工法よりも家全体で揺れを受け止める為地震に強いという利点があります。また、そのような長所がありながらも、すでに規格化された木材を使う事から工期が短く、また価格も抑えて家が建てられるというメリットもあります。日本は地震だけではなく様々な災害に見舞われます。例えば台風や嵐などの強風や強に対してもやはりこの壁構造は強いというメリットがあります。

またツーバイフォーは耐火性能にも優れていますので、地震と一緒におこる可能性も高い火事に対しても強い効果を発揮してくれます。ただしデメリットもあり、それは高気密で高断熱であるというメリットがあるからゆえに発生してしまうカビやダニにあります。どうしても結露などが生じやすくなるので、暮らす際にはカビやダニには気を付けながら生活することをお勧めします。

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